お魚雑記 川釣り編
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ゆく川の流れは絶えずして、しかも逃がした大物は二度と釣れません。
 
小学生の頃、毎年夏休みに遊びに行く祖母の家が鮎釣りの有名ポイントの近くだったので、川に遊びに行けば瀬の中に立ち込む鮎師たちの姿を見ることが出来ました。当時、「釣りキチ三平」の世界に憧れていたこともあり、また鮎師独特のスタイルがいかにも玄人っぽくて、子供心に「カッコいいなぁ。」と思っていたのを覚えています。
 色々な釣りをしましたが、「鮎釣りは難しそう、道具も高価だ。」との思いから、したい気持ちがあってもなかなか始めることが出来ませんでした。しかし、20代後半に自宅近くの鮎では無名の河川で鮎師(←今はお友達)を見て、「こんなところで釣れるのならやってみよう!」と思い、やっと鮎釣りを始めました。
 始めた当初は教えてくれる知り合いもおらず、コツらしいものをつかむまで相当な苦労もしましたが、それでもこの釣りを覚えて良かったと思います。今では私の釣りモノの中心にある釣りになっています。
 ウナギ
 頭を落としてもしばらく生きている、冷蔵庫に数日間入れておいても水に浸ければ復活する、う〜ん、とにかく生命力が強い魚です。これを食べれば精がつきそう。見た目のヘビっぽさも滋養強壮になりそう。なんにせよ、とにかく美味しい。
 セキレイ的には淡水ウナギよりボテっと巨大な海ウナギの方が好きです。でも、逆の意見の人も多いですね。
 人にあげて喜ばれる魚でもありますね。鮎とウナギは、天然モノなんて普通スーパーなんかには流通しないもんネ。でも、普通は捌けないから開いた状態で渡さなければいけないのがちょっと面倒かな?
 手長エビ
 素揚げにして、塩をパラパラするだけで、美味い!!
←コレ♪
 美味い、美味すぎるぞ手長エビ!!鮎もウナギも美味いけど、釣り人でなくともその2種は養殖モノでも買ってくれば食べられます。しかし、手長エビはなかなか買って来るというわけにはいきませんね。 鮎・ウナギ・エビの最盛時季がほぼ重なっているのは非常に残念なことです。
 甲殻類ですが河川やエリアによって遊漁券の購入が必要となる場合もあります。
 フナ
 初めて自分の小遣いで道具を買って、仕掛けやエサや自分で本を読んで、誰からも教わることなく、独力で釣った初めての魚はマブナでした。
 最初は練り餌で釣っていましたが、小学生の小遣いで練り餌を買うのは結構出費がきつかったので、そのうちウドンで釣るようになりました。中学2年生くらいまで、私のメインの釣りモノでしたね。
 中学生の頃はブラックバス釣りにも精を出しましたが、やはりマブナの方が簡単に釣れて面白かったです。
 釣った魚は水槽で給食残りの硬くなったパンとかエサにして飼っていました。
 アマゴ・ヤマメ
 画像の魚は朱点がすごーく見えにくいので混ざった個体だと思います。
 管理釣り場とか、自然河川でも放流直後の「誰でも釣れます状態」の時にしか狙ったことがないです。そういう条件下で釣れるアマゴは餌の具合からか、そんなに美味しいという記憶は無いです。
 以前鮎の解禁間なしの時に、外道で良型のアマゴを釣りました。体色も綺麗で形も美しく、管理釣り場で釣れるものとは全然違いました。塩焼きにして食べましたが、ものすご〜く美味しかったです。※揖保川のように鮎とアマゴの券が違う場合は、外道で釣っても放流しなければならないそうです。
 イワナ
 渓流釣りをしないので、よく分かりませんが、これのネイチャーモノを釣るのは「釣り」というより「沢登り」を楽しむというイメージがあります。
 一度本格的にしてみたい釣りですね。河川を区切った管理釣り場で何度か釣ったことがあります。
 嫁さんの実家の近くで「ゴギ」という亜種が釣れるそうなのですが、釣り人が山奥まで入り込んでしまって、、、個体数が激減しているそうです。